国立大学の医学科を目指す生徒の多くは理数系が得意です。
医学科が理系学部の最難関学部だと考えると当然と言えば当然ですね。
特に数学は得意であり、好きと答える生徒が多いですね。
理由は、
「答えがはっきりしている」だったり、「すぐ終わるから」
などが多いようです。
得意科目はどんどん演習・先取り学習を行い、学力を伸ばすべきであり、
得意科目を学習することを止めることはありませんが、
学習時間のほとんどを理系科目に傾けているようであれば注意が必要です。
英語に関しては、学校の授業数もある程度用意されていたり、英会話などの塾もある通り、
比較的意識を傾けてくれますが、
国語や社会科はほぼノータッチという生徒さんも多いのではないでしょうか?
もちろん、本格的な受験勉強の関しては社会や国語がある程度後回しになることは止むを得ませんが、そうであれば、定期テストの際には完璧すぎるくらいに暗記すべきだと思います。
国語であれば文法・句法を、社会であれば重要事項を真剣に覚えましょう。
一度、本気で覚えたものは普段の学習の時の物より忘れにくく、思い出しやすいものです。
せっかく覚えるチャンスをもらったのであれば、将来の受験に向けて100点を目指して覚えるべきです。
センター試験から共通テストに変更され、思考力・読解力を問う問題が増えることが話題になりますが、全てがそのような問題になる訳ではないので、依然として覚えていたら点が取れる問題がメインで作問されるはずです。
覚えていれば点数が取れると簡単に言ってみたものの、覚える量は膨大です。
それは受験時にまとめて覚えられるほど甘い量ではありません。
コツコツ知識を蓄えるとともに、自分の覚え方を確立しましょう。
人によって一度に覚えられる量、得意な覚え方は異なります。
それを早めに理解することが、よくいう『効率的な学習』です。
文系科目はセンターの比重が高く、特に二次で必要ないことが多い国語は後回しにされがちですが、理数系は点数が取れたのに、国語と英語が6~7割くらいしか取れず浪人を繰り返す生徒は沢山います。
完璧に覚え込むのは受験勉強の際にすればよいとして、今学校で学習している範囲、つまりテスト範囲くらいはテスト毎に確実に覚える癖をつけましょう。
忘れたとしても、意味はあります。
一度しっかり覚えたものの方が思い出しやすいからです。
せっかく理数系が得意で、理系学部を目指せる生徒さんは、まだ時間に余裕があるうちに
文系科目にも意識を向けてあげてください。
きっとあなたを助けてくれます。
岡山医学科進学塾では、マンツーマン指導の他に自習時に学習管理を行い、
偏りのない学習をしてもらうサポートを行っています。
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