大学で理系に進みたい場合、数Ⅲの学習に時間がとられることを覚悟するとともに、
避けて通れないのが、「物理」と「生物」でどちらを選択すべきか・・・、ですね。
医学科に合格するためには物理の方が有利なんですよね?
という質問も受けます。
確かに、岡山医学科塾の医学科講師は「物理」選択者が7割程度です。
単純に「物理」の方が好きという講師もいれば、勉強時間が少なくて済むからという理由で物理を選択した講師もいます。
この理由はとても重要なことですね。
好きな科目は自然と勉強時間も増えますし、プラスアルファの知識を吸収しようとするので、質の良い勉強ができる可能性が高いです。
また、医学科合格レベルの点数が取れていて、勉強時間が少なくて済んだというのは、
「物理」という科目の特徴をしっかり把握した勉強ができていたということだと思います。
「物理」という科目の特徴は、
定められた条件下での、ある事物の動き・変化を論理的に説明する。
と言うことなので、正しい理解の上で学習を続ければ効率よく進めることができますし、
大いに得点源になり得る科目です。
しかし、正しく理解できていないと一人で学習を進めることは難しいと言えます。
わからないことを論理的に説明することは出来ないからです。
「物理」「生物」で物理を選択したいのであれば、物理が好き、または得意であるという感覚が自分の中にあるかどうかが重要になってきます。
「生物」よりはまだ点数が取れるから・・・、程度の感覚であればそこからのレベルアップは厳しいかもしれません。
学習の基本は自学の質をあげることにあるのですが、「物理」は先ほど書いたように、
理解に重きを置く学問なので、自学が出来るかどうかで「人」を選ぶ科目だからです。
わからないことを一人で理解しようとすることは非常にしんどいですし、時間を取られます。勉強時間を短くするために選択した科目で時間を取られるのは本末転倒です。
他の科目に自信があれば、自分の考えたペースで学習を続けても大丈夫ですが、
他の科目・・・数学や英語などにも不安を抱えているのであれば、まずそちらの科目の学習時間を増やしましょう。
そして、「物理」に関しては個別指導で分かるまで解説してもらい、演習量を増やすことを
お勧めします。わかった上で演習を行い。復習して定着させる。
どの教科も基本は同じですが、わかるまでに一番苦労と時間を要する可能性が高いのが
「物理」です。
岡山医学科進学塾には物理指導を専門とするプロ講師も在籍していますので、
物理の指導・学習サポート体制は万全です。
いつでも質問をお待ちしています。
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