前回は「物理」「生物」で物理を選択した場合について書きましたが、
今回は「生物」について書いていきます。
「生物」と言う科目の印象は、
暗記
ですね。
その通りだと思います。
覚えないと点数が取れません。
しかし、暗記は苦手・・・、つまらない・・・、という方も多いと思います。
岡山医学科進学塾の医学科講師で生物を選択していた講師は3割程度です。
生物選択には暗記や時間が掛かるなどのデメリットが多く付きまとうイメージですが、生徒の条件次第では物理よりお勧めの科目と言えます。
その条件ですが、生物を選択した講師にアンケート調査をしたなかにも出てきたのですが、
まず、「物理」との相性が悪いことが挙げられます。
高校で学習する物理は問題を解くために条件が定められることが多いですが、
その条件がしっくりこない、理解できない・・・、などの理由で自学が進まない場合、
個別指導で解決するか、物理ではなく生物を選択すべきです。
分からないことは一人で時間をかけても分かるようになりにくいですが、暗記は時間をかければ覚える量は増やせます。
他の条件としては、理科に時間をかけられることです。
生物は覚えれば点数が取れます。
ただ、その量が多いのでやはり簡単ではありません。
物理選択者がかける以上にしっかりと時間をかけ、日々の学習の中に暗記の時間を取り入れるなどの学習管理が出来なければ9割以上の得点は難しいでしょう。
最初から生物選択する気であれば、いくらでも先取り学習は可能ですので、
中学生から医学科を検討している方にもお勧めできると思います。
医学科に合格してからもメリットはあります。
人体は生物なので、大学での学習が大いにはかどります。
1年次は無双状態でしょう(笑)
それに加え、医学科で行われるテストはほとんどが暗記になるので、
早い段階で自分の暗記のキャパシティーや、暗記法の確立が出来ていれば
大学での学習も有意義なものになるのではないでしょうか。
岡山医学科進学塾では、生物を個別指導することは多くはありませんが、学習管理といての要望は多く受け付けています。
使用する問題集を決め、日次~月次でどこまでやるかまで管理して学習を進めてもらっています。
生物の学習についての質問・相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
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